日本において空き家数の増加は深刻な問題とされています。
なぜ、空き家は問題とされているのでしょうか。
実は空き家を放置しているとさまざまなリスクが生まれるのです。
本記事では、空き家を放置するデメリットと売却方法について解説します。
空き家を所有している方はぜひご確認ください。
空き家を放置するデメリット
まず、空き家を放置することで考えられるデメリットとして老朽化による倒壊が考えられます。
もし空き家の倒壊によって交通の妨げや通行人に怪我を負わせてしまうと、責任は所有者に問われます。
必ず起こるものではありませんが、起きてしまうと膨大な費用がかかる可能性があります。
また、空き家を放置するリスクはこれだけではありません。
空き家は放火や空き巣などの犯罪リスクが高いことが分かっています。
これらも被害者として応対が必要となるほか、放火は近隣住宅にとっても危険なものです。
空き家を放置することはこのように倒壊リスク、犯罪リスクの可能性があり、デメリットとなります。
放置した空き家にかかる税金
上記で空き家を放置するデメリットについて解説しましたが、実は経済的にもマイナスなものです。
というのも、空き家は放置していても固定資産税と都市計画税はかかります。
そのため、空き家の放置は倒壊リスク、犯罪リスク、経済的負荷とデメリットが多いのです。
なお、固定資産税と都市計画税は以下のように計算されます。
●固定資産税:課税標準額×1.4%
●都市計画税:課税標準額×0.3%(最高税率)
空き家を放置しているとこれら税金が常にかかっていることも再認識しておきましょう。
放置した空き家を売却する方法
放置した空き家は上記のようにデメリットが大きいため、売却を考える必要があります。
ここで古家付きでの売却と更地での売却それぞれのメリットを確認しておきましょう。
古家付き土地として売却
古家付き土地とは、名称のとおり家屋を残したままの状態の土地を指します。
古家付き土地として売却するメリットは、そのままで売却をするため解体費用が必要ないことです。
しかし、一般的には更地で売るよりも低い売価になることにご注意ください。
更地にして売却
家屋を解体し、土地を売却する方法になります。
更地にして売却する場合は、土地の需要が高いため比較的高い値段で売れること、買い手がすぐに見つかりやすい点がメリットです。
しかし、解体費用や解体するために業者に依頼する手続きが必要となります。
まとめ
空き家は放置しているとさまざまなリスクが生じます。
放置した空き家を所有している方は、本記事で解説したような売却方法をおこなっていきましょう。
まずは、売却したい旨を不動産会社へお伝えください。
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