遺産相続など何らかの事情で空き家を売りたい方もいるでしょう。
空き地の場合、選択肢は建物付きで売るのか、更地で売るのか2つです。
それぞれの売却時のメリットやかかる費用などについてご紹介していきます。
売りたい空き家を現状のまま売却する場合
空き家を取り壊さず、現状のまま売りに出すと古家付き土地と販売される場合が多いです。
売却する空き家によっては中古住宅と言われる場合もありますが、空き家が中古住宅になるのか、古家付き土地となるのかの明確な境目はありません。
中古住宅か古家付き土地かどちらになるのかは多くの場合、築20年以上経過し木造住宅では建物の価値がないとされるので古屋付き住宅になる場合があります。
ただ、どちらの表記で売り出すか最終判断は売主が自由に決められます。
古家付き土地で売却するメリットは4つです。
●解体費用が必要ない
●軽減措置特例が使える
●買主が住宅ローンを組める
最近はリノベーションや昔ながらの住居が流行っているため、古家付きを好んで選ぶ方もいます。
売りたい空き家を更地の状態で売却する場合
空き家がすでにぼろぼろであったり倒壊しかけていたりするのであれば、建物を取り壊し更地にしたほうが良いでしょう。
更地にする場合は解体費用などを負担しなければいけませんが、建物がある状態よりも早く・高く売れる可能性があります。
土地のみで売り出すメリットは「自由度が高いため買い手が付きやすい」「建物の倒壊などの責任を負う必要がない」の2つです。
空き家をどのように売却するかは建物の状態などを加味して相談すると良いでしょう。
売却する際にかかる費用や税金とは
空き家を売却する際にはさまざまな費用や税金がかかります。
空き家を売却する際にかかる費用は相続登記費用と解体費用です。
解体費用は古家付き土地で売りたい場合は必要ありません。
売りたい空き家の名義が自分ではない場合、売却活動をする前にかならず相続登記をおこなう必要があります。
相続登記費用には、書類の取得費や登録免許税、司法書士の依頼料が必要です。
空き家を売却する際にかかる税金には譲渡所得税がかかります。
空き家を所有して5年以上であれば15%、5年未満であれば30%の税金がかかります。
まとめ
今回は空き家を売る場合、現状のまま売るのか、更地にして売るのかそれぞれのメリットや売却費用についてご紹介しました。
空き家をどのような形で売却するのかは動産会社との相談で、決めることができます。
建物の状態やどのように売りたいか、解体費用がどれくらいかかるのかなどを踏まえたうえで、決めましょう。
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